ツブヤキ屋台《23話》

【今後の人生】

勢いを更に加速して、世界的に総合的に変貌

をしようとしている。現在の小学生から、20代半ば迄は、柔軟に対応ができ、世界の波に

乗っていけるであろう。AIを駆使した、いわゆる、インターネット社会の事である。

かの有名な、ビル・ゲイツ氏も警鐘を鳴らしている。「これからの時代は、オタクと揶揄された方々が成功者となるであろう」と。

要するに、諸生を始めとする、コンピューターを使いこなせない人間は、格差社会に於いて、置いてきぼりにされると言うものだ。

時代が進歩する中、頭のカチコチな人間では?貧困の世界に入っていくと聞こえる。

しかし?諸生は、それありきであるとは?

思えないのである。いくら、コンピューター

を駆使し、コンピューターがコンピューターを指示し、コンピューターが世界を支配するとは?到底理解できかねる。

これは?素直な気持ちで、妬んだり悲観的なものでは、決してない。ビル・ゲイツ氏の

放たれた言葉は、コンピューターで、人の為に役立てよう!と、された言葉で称賛されるべきものである。愛読する哲学書に照らし合わせも、正に利己主義な考え方であると思うからである。

しかし、人間としてこの世に放たれた刹那、

自分にできること。それが、人の為に役立つ物であるのであれば。それは、それで良いのでは?あるまいか。