ツブヤキ屋台《1話》

【 本当の 幸せ】

現在の国の状況とか?少し引いて世界の状況など、ましてや明日をどうやって生きるか?なんて事。いちいち気にして過ごすって?なんとなく、胸がザラツク。嫌な重たい空気感に、さらされるのだ。テレビのスイッチを押すと、タレントが司会を務めて、どうだって良い事をニュースキャスター気取りで進行する。例えば?タレント同士の不倫だったり、大相撲協会の事だったりと。不倫については互いに大人の決定した事で、「当事者家族は困惑するだろう・悩むだろう」が、である。一般市民にとって無関係な事情であって、不思議な思いで視聴する。需要があるから?供給するのだろうけれど?《他人の!ましてや有名人ともなると!》ついつい、のってしまうのだろうよ。他人の失敗や、スキャンダル好物・暇有り 人間にとっては?虚しさしか覚えない。大相撲協会の件も、しかり。《ここぞ!と言わんばかりに謎の知人、報道記者達が憶測だけを頼りに、もの申し かき混ぜて》日当を稼ぐ。哀れでならない。

ふと?そんな場面に出くわすと、とてもまた胸がザラツクのである。

《本当に?この人達って幸せなんだろうか?》・・・。「全ては?お金の為だって!」はっきりと言われたら、少しは?少しは納得しなければならない。だけど・・・。心の中では、本心もムズムズしてるんじゃないのかな?自分自身の、モノサシの差はあるにせよ。《仕事だから、仕方ない事は理解している》だけどね?一度限りの人生なんだ!他人の事は、誉めようよ!失敗しない人って絶対にいない!失敗したら、そっと見守るだけにしようよ!そして何より、他人と他人の共存の世界で、無駄な攻撃はやめて、もっと明るく呼吸する様に普通に笑って生きていかないかい?